古橋信孝「雨夜の逢引」

  • 2008/04/02(水) 13:43:12

万葉集の時代の結婚形態は男が女の所へ通う訪婚であるといわれる。結婚であるかぎり、基本的に男は毎晩女のもとに通うはずである。昼間は働いて、夜は女ものとへ通い、明け方に帰るという状態が続くとすると、男はゆっくり休むこともできず疲労困憊してしまうではないか。とてもそんな生活は続けていけるはずがない。ではどうしていたか。

古典を学んだものなら誰でも一度は頭に浮かぶ疑問ではないか。

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森見登美彦「太陽の塔」

  • 2008/04/01(火) 16:45:17

太陽の塔 (新潮文庫)太陽の塔 (新潮文庫)
森見 登美彦

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このところ、現代離れした小説ばかり読んでいたが、久しぶりに現代小説に帰還。
京都を離れて二年の私には、本作の京大周辺の風俗がひたすら懐かしい。
……「ケニヤ」って、まだあるのかな。いやでも、「ケニヤ」より、隣の「おくだ」に行きたいなあ。

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野上弥生子「海神丸」、大岡昇平「野火」、武田泰淳「ひかりごけ」

  • 2008/03/29(土) 15:05:59

野火 (新潮文庫)野火 (新潮文庫)
大岡 昇平

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ひかりごけ (新潮文庫)ひかりごけ (新潮文庫)
武田 泰淳

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この三作はいずれも餓えの中での人肉嗜食をテーマとした作品である。
同居人氏に人肉を食うか、さもなくば死ぬかという状況におかれたら、人肉を食うか聞いてみた。
彼はあっさりと「食べる」と答えた。私は、食べるだろうか…?

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隆慶一郎「一夢庵風流記」

  • 2008/03/26(水) 18:34:40

一夢庵風流記 (新潮文庫)一夢庵風流記 (新潮文庫)
隆 慶一郎

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以前は面白い小説を見つけると、同じ作家の小説を手当たり次第に掻き集めて、片っ端から読み耽ったものだったけれど、近年はそういうことをあまりしなくなった。
面白い小説との出会い難さを知って一度に読んでしまうのが惜しくなったのか、単に夢中になりきれなくなったのか…、おそらく両方だろう。

隆慶一郎の小説を読むのは、「吉原御面状」とその続篇「かくれさと苦界行」に続く三作目である。

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カズオ・イシグロ「遠い山なみの光」

  • 2008/03/25(火) 08:04:38

遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)
カズオ イシグロ Kazuo Ishiguro 小野寺 健

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「わたしを離さないで」を読んで感動して以来、カズオ・イシグロは好きな作家の一人で、「わたしたちが孤児だったころ」「日の名残り」と遡って読んでいる。古本屋でデビュー作の「遠い山なみの光」(「女たちの遠い夏」改題)を見つけたので読んでみた。

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